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ゾビラックスは症状によって投与期間が異なる

2020年01月11日

一般的に医薬品を投与する場合は、治療や予防のために必要かつ十分な量を使用します。もしも投与量が不足すると、治療効果が不十分だったり、病原体が薬剤耐性を獲得して薬が効かなくなってしまいます。逆に必要以上に投与すると副作用が強く出る恐れがありますし、余分の費用がかかってしまいます。同じ薬でも、症状や目的に応じて投与量や服用する期間を適切に選ぶ必要があります。

ゾビラックスは、ヘルペス(単純疱疹)と帯状疱疹の両方の治療に使用されます。治療だけでなく、性器ヘルペスや帯状疱疹の発症を防ぐ目的でも投与されることがあります。ゾビラックスは治療や発症予防のために投与されますが、症状や使用目的ごとに服用する量や投与期間(治療期間)に違いがあります。特にヘルペスと帯状疱疹の治療では投与量に大きな違いがあるので、自分で内服薬を購入して飲む場合には注意が必要です。

ヘルペス治療のためにゾビラックス(200mg錠)を服用する場合は、1回1錠を1日に5回に分けて5日間飲み続けます。飲む時間の目安は、朝・昼・午後3時頃・夕食時・就寝前です。一定時間沖にコンスタントに飲むことがポイントです。5日間にわたり薬を飲み続けても症状が改善されない場合は、ヘルペス以外の病気に罹っている可能性があります。

帯状疱疹の治療のためにゾビラックス(200mg錠)を飲む場合は、1回あたり2錠を1日5回に分けて毎日飲み続ける必要があります。帯状疱疹の場合は、基本的な治療期間は7日間となります。ヘルペスと比べて帯状疱疹の方が飲む量や治療期間が長いので注意が必要です。

造血幹細胞移植を実施する際に、ヘルペスの発症を予防する目的でゾビラックス(200mg錠)が投与される場合があります。予防目的で投与する場合には、1回1錠を1日に5回に分けて服用します。投与期間は幹細胞移植を実施する7日前にスタートして、移植後35日間まで合計42日間に渡り続けます。

腎臓機能が低下している患者や透析を受けている人は、長時間にわたり薬の成分が排出されずに血中に留まります。有効成分の血中濃度が高くなりすぎると副作用が出やすくなるので、腎臓疾患を抱えている患者は投与量や頻度を減らす必要があります。

ゾビラックスはヘルペスや帯状疱疹の治療・予防に用いられますが、症状ごとに投与量や服用期間に違いがあります。特にヘルペスと帯状疱疹では服用すべき量に大きな違いがあるので、きちんと確認をするようにしましょう。

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